帷くんは秘め事が大好きらしい


「明日は朝一から仕事だから。じゃあ」


「マネージャーお疲れ様。明日のお迎えもよろしくね」


罪悪感をごまかしながら、去っていく車に手を振った俺。

なるべくファンの子に囲まれず、教室までたどり着きたい。

あえて、裏門から学園の敷地に入る。


今のうちに、まどか先輩にRINEを送っておこう。

『今日の放課後、俺も衣装づくりを手伝うよ』って。


衣装づくりを、丸投げしちゃったからなぁ。


こだわりが強すぎる、手の込んだチア衣装を考えたのは俺。

それなのに無責任すぎだよね?


これからは無理にでも時間を作って、衣装づくりの手伝いをしなきゃ。

まどか先輩の負担を、減らせるように。