帷くんは秘め事が大好きらしい


「ごっ、ごめんね!」


RINEのことだよね?


「あれは、わざとじゃなくて! 忙しすぎて忘れてただけで!」


「結構、しんどいから……」


「えっ?」


「川島からの返信……今日こそ来るかもとか……期待して待つの……」



ままま…松岡くん!

顔が、りんごよりも真っ赤なんですけど!


照れ顔を隠すように、口元に手を当てているけれど。

全然、隠しきれてない。

なんか見てるこっちが、恥ずかしくなってきちゃったよ。



松岡くんは、掛け布団を握りしめると


「とりあえず寝て! 今すぐ寝て! 放課後まで、ずっと寝てて!」


勢いよく引っ張り上げ、私の顔面を覆い隠したのでした。