「今の話を聞いても、俺はすげー奴としか思ってない。川島のこと」
「フフフ、松岡くんって変わってるね」
「うちの総長と対等に意見をぶつけ合える女子、川島くらいだし」
「生徒会副会長として、暴走癖のある生徒会長を補佐しなきゃいけなかったからでしょ? 手に負えないときは、松岡君に助けてもらってばっかりだったね」
「族のメンバーは、偏った考えを持った奴がたくさんいる。こだわりが強いところがあいつらの個性で、良いとこだって思ってる。だから一緒にいるのが、俺は面白くてたまらないんだ 」
「アハハ~ 私、軽くディスられた? 松岡君に」
「はぁ? どこがらへんでそう思ったわけ?」
「偏った考えって。私もってことでしょ?」
「うわっ……、俺なりの…誉め…だったんだけど……」
「松岡くんが焦ってる。アハハハ~」



