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「嫌よ!カルラ国になんて嫁ぎたくないわ!あんな気味悪い国!」


キドナ国王女付きメイドのステラがお茶の用意をして豪華絢爛を形にした部屋に入ると、王女のキンキン声が響き渡る。


先日、キドナ国とカルラ国の友好の証としての婚姻が決まり、ステラが長年勤めている王女に白羽の矢が立った。


「当然だ、私の可愛いユア王女をあんな野蛮な国に嫁がせるなんてとんでもない!」