ステラは上から見下ろしてくる大きな美男美女のお二人に、ビクビク小さな声でご挨拶した。 ジオが二人とステラの間に身体を入れて距離を取る。 「レオ、近い」 神級美男子イケオジで無駄に輝きの強い父をステラから遠ざけたジオは、ステラに幼馴染と父親を紹介した。 「父親のレオと、こっちは幼馴染のルキナ」 ステラは綺麗過ぎる幼馴染の彼女と、王太子ジオの父親だというレオナルドを見つめて目がチカチカした。特に国王の輝きは目が痛いほどだ。 (こ、国王様のご尊顔が眩しい……!)