大歓迎に罪悪感が募ったステラが善意の花束をぎゅっと握ると、サーシャはまた白頭を優しく撫でた。 (あ、親愛の……証。この人が私の、義理のお母さん) 「カルラ国のことゆっくり覚えていってね」 お母さん大好きのステラは、サーシャが優しく撫でてくれると胸がぽっと温かくなった。母という存在は特別だ。 「まずはこちら!みんな大好きカルラン様をご紹介!カルラン様はね」