ジオはステラの薄紅色をした薄い唇に、熱い唇を幾度も重ねた。ジオのキスに迫られる勢いの強さに耐えられなくなったステラはころんとベッドに背中を預けてしまった。 ジオはステラの腹に跨って、覆いかぶさってキスを重ねた。 「……ッ、ぁ」 ジオがステラの唇の中身も舐め尽くす。遠征で聞いたステラの甘い声が聞こえると、ジオはますます止まらなかった。 花嫁に口説かれて、花嫁を放っておく夫などいないのだ。 「ハァ、可愛すぎ。マジできつい……もう無理」