ステラが頼ってくれるなら、ジオは今すぐ何でもできるようになれる。 ジオは喉を駆け上がる嬉しさに震えながらステラの手を握り返した。 「もちろん、国民全員封印するのは可能だよステラ」 ステラはホッと息を吐いたが、か細い手は緊張に震えていた。ジオはカルランを鋭く睨みつける。 「俺が封印してもカルラ国の人たちは普段通り生活できます。封印された者同士は知覚できる」 「スープの約束が」 ジオがステラの全員封印案に情報を加えて補足した。カルランに突かれそうな隙を先に埋めていく。