ステラの澄んだ声にカルランは黒目だけの瞳をキョトンとした。 「カルラ国の人間を、一人残らず誰も見られなくします」 「な、なんと……我の楽しみを奪う気か……」 「生きがいを、奪わせて頂きます」 カルランはまさかのステラから出てきた、凶悪な発案に黒目をくるくるした。ジオもステラの凛とした態度に目を奪われる。 「ジオ様、みんなを封印でき、ます、よね?」 ステラが眉をハの字にして心配そうに細い声で伺いを立てた。 (ステラが!俺を!自分から!頼ってくれた!!)