「え、ステラのこと好きなんじゃ」 「だから、ステラの身と引き換えならば、願いを叶えても良いと言うておる。 ステラを持って帰れぬのなら、 我が力をふるう意味もない」 カルランは己の利益が最優先だ。水面の上にどっかり座り、偉そうに腕を組んでふんぞり返った。ジオの眉間がヒクついた。 「好きな相手には笑ってて欲しいからの献身とかないんですか?」 「お主はステラが泣いておると嬉しいのだろう?」 「余計なことまで知ってるなぁ!」