ステラの懸命な姿に、ジオは何か手はないかと必死で頭を絞る。 ジオの頭上空高くをまた赤い鳥が飛んで行った。あの鳥自体はカルラン様ではなかった。 だが、カルランはいつも何でも知っている。 (カルラン様はどうやって情報を得てる?) 赤い鳥と、カルランの黒目に似た黒い玉。情報を繋いだジオは一つの推論を得た。 「もしかしてカルラン様って、鳥の目を通して、色んなものを見てるんじゃないですか?」