藍緑色の水面の上にわざわざ胡坐をかいて座ったカルランは話を聞いてくれるらしい。 特別にステラにだけ優しいのが、ジオの鼻に突く。 (この横恋慕神め……) カルランの手を借りるのは癪であるが、現状ジオが役に立っていないのは事実だった。 「何か願いがあるのか?」 「それは……」 ステラが口を微かに動かして願いを口にする前に、カルランが条件を提示する。 「ステラの可愛い身と引き換えにならば!叶えてやらんでもないぞ?」 「えっと」 「やっぱりお願いしません。結構です。お引き取りください」