ユア王女の言葉に血の気が引いたステラはカルラ国が爆発する様子を想像して凍った。 辛うじて立っていた細い足が震える。だが、ジオはステラの腰をしっかり支えて揺るがなかった。 「ステラ落ち着いて。あの時計は俺が盾魔法で押し込めてきたから、今すぐ爆発しようが何の被害もでない」 不穏な時計を疑ったジオは、キドナ国へ出かける前にあの時計を盾魔法で囲っておいた。「疑う」を覚えたジオにより、ユア王女の計略は潰れた。 「良かった……」