「弔う義理があって?その下賤な女は人質のくせに勝手に死んで、私には何の価値もない」
「ステラはお前の妹だろ?」
「嫁ぐまでのたった三日くらいよ?他人だわ」
高笑いするユア王女の前に、ステラはまた涙が上がってきた。堪えて一歩踏み出す。
『娘の重荷になるくらいなら』
その一言で母の自殺の意味がステラには透けて見えた。
「でもその骨に、娘がどうして嫁ぐことになったか教えてあげたのは親切な私ですけどね?!アッハ!」
母は自分が人質だと知って、ステラの足枷になるくらいなら死んだ方がいいと決断したのだ。
『いいかい。ステラ、お前が幸せならそれだけでいい』



