強引な行為とは裏腹に、重なった唇が優しくてステラは目蓋を閉じてジオの愛を受け入れた。彼ならどんなことを告白しようが、許してくれるのではと思わせてくれる。


初めてのキスは、彼みたいに優しいキスだった。


「ごめん、足りないからもっともらうね」


ジオはステラの腰を抱き寄せて、ステラのうなじに掌を添えて抱き寄せて、何度もステラの甘い唇を味わった。


星降る湖の真ん中で、ジオは心行くまでステラの唇を独占した。