ジオはうんと頷いて、ステラの鼻先に鼻先を寄せた。 「ステラ、話はキスの後で聞かせて。俺、もう待てない」 ジオは優しく微笑んでステラと鼻先をくっつけた。ジオがかつてなく近い距離で色っぽく微笑むので、ステラは息が止まった。 「キスが終わってから、 俺のこと幻滅させて、嫌われてみてよ。 悪いけど、絶対できないから」 紫色の瞳を不敵に細めたジオは、強引にステラの唇に唇を重ねた。