まだ何も解決はしていない。どうなるかはわからない。 でもステラはジオに抱えているものを聞いて欲しいと思うことができた。 「私、ジオ様に、告白してみます」 憑きものが落ちたようなステラの笑顔は軽やかだった。 「「可愛い!!」」 サーシャはこの可愛い娘を着飾りたい欲望にメラメラと燃えた。 「ルキナちゃん!今日はカルラ祭りよ!着せ替えよ!」 「はい!やりましょう!」 「え、あの、お二人とも?!」 「「こっち来て!」」 ステラはずるずる引きずられて王城へ連れていかれた。