ジオに大事にされて嬉しくて、大好きだって言ってしまいそうになる恋心を苦しみながら封印している。 ジオを殺すことでしか母を救えないステラなのに、ステラはすっかりジオの虜だ。 殺せるはずもないのに、殺さなきゃいけない立場は消えない。 でも封印しきれない大好きは膨らむ一方で、ステラはもう前にも後ろにも一歩も動けなくなってしまっていた。 「でも私には、ジオ様に愛して頂く価値なんてありません。最低な女なんです」