「そ、そんなことされたことがありません。ジオ様はい、いつもお優しくて、一緒のベッドで寝るようになって」
「へぇーやるじゃん」
「ジオ様は無理に抱いたりしなくて、毎日優しく抱き締めて眠ってくれてます」
「え、なにこれ惚気?てか、ヘタレの精神力が逆にすごいドン引く」
「ちょっとルキナちゃん、きちんと聞いて!?」
強引に無理に抱かれたって花嫁の立場で文句の一つも言えないのに、ジオはただただ優しくステラが心を開くのを待ってくれている。
「私、もうジオ様にどうお返ししていいかわからないくらい優しくして頂いて」



