「狡くなる!とか言って、告白から一歩目のお前もう、もはや怖いの域なんだけど!?狡くなるの何万年かかんだよ!」 「なんだよ!いいだろ!」 「てかお前まだ告白してなかったの?え、純真が過ぎて引けないくらい引くんだけど。今さら告白とか鈍臭くて目も当てられねぇわ。すでに花嫁が身ごもっててもおかしくねぇくらい時間たってるのおわかり?」 「お前マジでうるさい!応援しろよ!」 全力で恐れおののいたルキナに、ジオは元気に叫んだ。