異国から突然嫁ぐことになり、緊張と恐怖で爆発しそうだったステラに、労わりの優しい声が降ってくる。 ステラはこれから夫となる彼の顔を、初めて真正面から見上げた。 (綺麗な人……) ステラは思わず頬を染めた。 溌剌とした紫色の瞳は光に満ちていて、銀色のサラサラ髪が透き通る王太子の彼が、眩しかった。 これから夫婦となる二人が初めて見つめ合ったその瞬間。 二人の胸に同時に恋々の音が鳴いた。