ジオが空へ伸ばした手をがっちり握り締めたステラは、星屑が降るように優しく、ジオに綺麗な笑みをくれた。 「私はカルラ国に嫁いで、とても不安でした。でもジオ様がいつだって優しく傍にいてくださったから。 守られてるって安心して、笑えました」 ジオの手をぎゅっと両手で握り締めたステラの星屑の微笑みに、ジオは全部持っていかれた。 体温も意識も、恋々な胸の鼓動も。