「今日の封印のお話なのですが、ジオ様は封印反対なのですか?」

「え、俺そんなこと言った?」


ステラの鋭い指摘にジオは面喰った。

封印しなければいけない話をしたつもりだったが、ステラはジオの眼が曇るのを見逃さなかった。


(ステラは俺のこと、いつもきちんと見てくれてる)


ステラがジオの憂いに気づいてくれたことに、ジオは胸を高鳴らせた。