ジオの手が足を滑ると、ステラがビクリと身体を震わせて声を漏らす。夜の森にステラのか弱く可愛い声が響くとジオはますます昂った。 (止まんない、かわいい顔もっと見てたい。もっと触りたい。善がる声もっと聞きたい) (気持ちいい……ジオ様に触られると気持ちいしか考えられない) 昂るジオのもっともっとに煽られて、ステラももっともっとと身体を委ねてしまう。 頑なに封印した気持ちとは裏腹に、体は正直にジオを求めた。 触れあう行為に集中してしまっていた二人の頭上でコンと音が鳴った。