立ち上がったジオに議会が注目した。 『その子だって、異国に来たくて来るわけじゃないんだから。せめてきちんと、大事にしたい。 相手は真摯かわからないけど、 それでも俺は真摯でいたい』 『志は清々しいけど、ものすごい性格悪い醜くて汚い女が来るかもよ?それこそ心身共に目も当てられないブス』 純粋で真っ新な正義を胸に抱えている息子に、レオナルドは眉をひそめた。