「議会」とは国王レオナルドを中心に、王族、騎士団の代表、城下町の代表など各有力者が集まって国の方針を決める会議のことだ。
王族として、ジオも議会のメンバーの一人だ。
だが、こののんびりしたカルラ国で、議会の半分は世間話で過ぎることも多々あった。
メンバーが集合して、騎士団の代表を務める隻眼の団長がジオに口火を切った。
「おい、ジオ。子兎嫁ちゃん、可愛いがってるって話じゃねぇか」
「え、あ、うん、ステラすごい良い子で……すごい可愛いくて」
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