ジオはステラの首筋に指を添わすと、ステラが身を捩って刺激に耐える。ステラの耐える仕草が、ジオには耐え難いほどに甘かった。 (首って急所だから、それを晒す唯一の相手って……特別だよな?) ジオはステラの首の艶めかしさに過集中して、口端から唾液が零れかけた。 背徳感と支配感、煮詰まった恋情が身体を支配するのを感じる。 (俺は首を差し出してもステラにどうこうされない。けど、俺はステラを好きにできる。 こんな簡単に、こんな細い首を差し出すなんて……心配になる)