ステラの手が首筋に添っている感触を受け手、ジオの腰に慣れないゾクゾクが駆け上がった。
「ステラが俺に触れたいなんて言ってくれたら、俺、仲良くなれたみたいで嬉しい」
ステラの手を掴むジオの力が強くて、手の平が彼の首に添う。初めて触れた彼の首の熱さが手の平に伝わる。
「……ドクドクしてます」
「俺の脈?緊張してるから早いかも」
はにかむジオの優しい笑顔にステラの脈も上がってしまう。
星明かりのベッドで首に触れるなんて、いかがわしくて、恥ずかしかった。耳から心臓が飛び出そうなほど、脈がドクドクするのが聞こえる。
(でももっと、触ってみたいかも)



