ジオの中で可愛い可愛いが無数に貯まって、燻ぶり、火種となっていた。 「えーっとつまり、俺に触りたかったって思っていい?」 「え、あ……その……」 ステラはジオにそう言われるとなんてえっちなことを言ってしまったのかと、顔が熱くなって目頭が熱かった。 でも口から出た言葉は戻らなくて、暗殺を隠すために取り繕う必要がある。もう引けなかった。 「……はい、ジオ様に触ってみたくて」