素早く立ち上がったステラはジオにタックルかまして押し倒して水筒を取り上げた。 (やっぱり殺せない!だめだめ!ジオ様が死ぬなんて!) 「ゴホッ!ちょ、待ってごほっごっほ!」 (苦しんでる?!間に合わなかった?!) ジオは突然、大人しい花嫁にタックルかまされて不意を突かれて水が気管に直撃。咽せ始めた。 だが、ステラはジオが毒で苦しみ始めたと勘違いを爆発させた。 毒耐性持ちのジオにとって、 無味無臭の毒入り水は、 ただの水である。 「ああ!ジオ様!」