「この手紙を、ジャンヌ姫が?彼女もなかなか綺麗な顔をしているからな…まぁ、ちょっと遊んでみるのもいいかもしれないな。おい、お前、この手紙を読み上げろ」
「は!」
「お、お待ち下さい!その手紙は姫がカルヴィン様へと書かれたもの。他の者にお見せするなど…」
「つまりは僕の物だろう?僕の物をどうしようが、僕の勝手だ。……おい、さっさとしろ」
「はい。『カルヴィン様 突然のお手紙をお許し下さい。以前舞踏会で貴方を一目見たときから、貴方のそのお優しい笑顔が忘れられません』」
「プッ…ククク、…あははは!続けろ、なかなかに面白い!」
「……っ…私は、これにて失礼致します」
「オイ、お前。お前はなかなか腕の立つ騎士だそうだな…腕は立っても、そんな調子じゃ誰も寄り付きはしないだろう。よくみれば、顔は綺麗だから、俺が相手してやってもいいぞ、あの世間知らずな姫様と一緒にな。この城の男どもを全員呼んでやろう!あははははっ」
「……くっ…!!」


