「神様ってさぁ、どこにいるの?」
「何処にいると思う?」
次の日の、お昼頃。
二人の死神と、ひとりの呪われた少年は神がいるという場所へと向かって店を出た。
暫く見慣れた町を歩いていた頃、チェスは質問したが、逆にリオンに質問を返される。
聞かれたチェスは暫く考えて、空を見上げた。
チェスの中で神様や天使と言うものは空や雲の上で下界を見下ろしているような感覚があった。
それは昔母親が読み聞かせてくれていた絵本の影響も少なからずあったのかも知れない。
「空?」
「普通はそう思うけど、本当は違うんだよチェス君」
先を歩いていたフィンが、その会話に入ってくる。
自分の常識が違うと返されて、チェスは、じゃあ、と答えを求めた。
その答えは、その場に辿り着くまで二人とも教えてはくれなかった。
ただ、


