鬼ごっこを止める、という提案はすぐにあの果物ナイフによってかき消された。 止めたらきっと殺される。 だけど鬼ごっこは、捕まるまで終わらない。 殺されるまで、終わらない…。 私は絶望した。 そんな、結果の見え透いたゲームなんてやりたくなんてない。 そして私はふと思いついた。数を数えている間なら……何もしてこないのではないだろうか。 私は物置へと走ると、鉈を取り出して、部屋へと戻った。 あの薄気味悪い人形を破壊する為に。