ワケアリ(オカルトファンタジー)



その声が聞こえると、意識はあるのに、何処か映画館で映画を観ているような、そんな他人事のような感覚に陥るのだった。


そして段々と、消えいくその命が本当に不必要な物のように思えてくるのだ。


今ではもう何とも思わずに人を殺すことが出来た。


『人間性の欠落』そう思ったがそれ以上に『忠誠』と言うものが頭を支配した。


そう、これは命令。


あの人の命令。


あの人が望むことを、そのままに。