カルヴィンは性格の悪い人間だったから、国の人間はいつか反乱を起こそうとしていた。その情報を聞きつけたアニエスは、カルヴィンの国の国民達と話をつけた。
それってまさか…
カルヴィン暗殺計画。アニエスの力なら、それ位容易い。カルヴィンの国でまず反乱を起こしてもらい、「自分ひとりで様子を見てくる」と言って誰も来ないようにして、カルヴィンの暗殺を謀った。国民は喜んでアニエスに力を貸して、アニエスの条件を飲んだ。
条件って?
『絶対に王子が死んだと周りに言わないこと。アニエスが力添えした事も言わないこと。反乱は失敗に終わったと周りに言いふらすこと。新しい王は暫くカルヴィンとして振舞うこと』……まぁ、反乱は失敗に終わり、驚いた王子は暫く寝込んでいる…そんな嘘を演じるようにとな。
…で、その暗殺は成功したの?
あぁ。ものの数時間で、カルヴィンの一族は消滅した。そして姫には嘘が伝えられた。『反乱は国民の敗北、王子は反乱を受けたショックで体調を崩された』とね。
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