その人は私の前で立ち止まり 
こう言った

「迎えに来たよ。約束通り。」

「えっ、!?」

約束通り、、って

まだ頭の中がごちゃごちゃで理解が出来ずにいるとクスクスっと笑い声が聞こえた

真美ちゃんだ

「ま、真美ちゃん?」

「wwよかったね!」

「な、なにが??」

真美ちゃんは理解出来てるのかな?
そんなことより周りの視線が、、
わあぁ、恥ずかし


それから半ば強引に手を引かれ
その人に連れてかれた

「莉奈ちゃん!
あとでさっきの写真送るからねー!後で話聞かせてね!」


えええぇぇぇ、、




「あ、あの!」

学校から少し離れたところで私は口を開いた


「ん?」

「え、まって、え、、あの、」

「何ー?俺のこと?」

「あ、はい、」

「君のお母さんに迎えに行くように頼まれた」

「わ、私のお母さん?が、?」

このときなんとなく察してた

この人は私の幼馴染みだって。

でもその事がまだ信じられなかった


無言のまま手を引かれて
私の家に着いた

ドアを開けるとお母さんが楽しそうにこちらを見ていた。


「おかえり~!莉奈たち!
ほらほらソファ座ってちょうだい!
話があるの!」

「わ、分かった」

なんか嫌な予感……