奈穂からの問いかけに珠美は机に突っ伏したままで左右に首を振った。
まるで子供みたいにイヤイヤと駄々をこねている。
「このままじゃ時計は進まない。助けだってこないんだよ?」
強い口調でそう言うと、珠美がようやく顔をあげた。
その目にはまた涙が滲んでいる。
次は自分の番だとちゃんと理解しているから逃げ出したくなるんだ。
「大丈夫。聞いてるのは私と千秋だけだよ。他の誰にも絶対に言わない」
一浩も豊も誰にもバレたくないことをここで告白した。
珠美の場合もきっと同じだ。
「違うの。私は……こんな結果になるなんて知らなくて、だから……」
言い訳をぶつぶつと呟いていた珠美だけれど、しばらくすると諦めたように息を吸い込んだ。
そしてひと月前に起こったことを話始めたのだった。
まるで子供みたいにイヤイヤと駄々をこねている。
「このままじゃ時計は進まない。助けだってこないんだよ?」
強い口調でそう言うと、珠美がようやく顔をあげた。
その目にはまた涙が滲んでいる。
次は自分の番だとちゃんと理解しているから逃げ出したくなるんだ。
「大丈夫。聞いてるのは私と千秋だけだよ。他の誰にも絶対に言わない」
一浩も豊も誰にもバレたくないことをここで告白した。
珠美の場合もきっと同じだ。
「違うの。私は……こんな結果になるなんて知らなくて、だから……」
言い訳をぶつぶつと呟いていた珠美だけれど、しばらくすると諦めたように息を吸い込んだ。
そしてひと月前に起こったことを話始めたのだった。



