奈穂が時計へ視線を向ける。
時計の針は動いているはずなのに、一向に時間が進んでいない。
まるでスローモーションの部屋にいるようだった。
今の時刻は3時5分になっている。
この時計は明らかにおかしかった。
「そんな……」
珠美がまたその場に座り込んでしまった。
奈穂も、豊も椅子に座り込む。
重たい沈黙が3人にのしかかってくる。
このまま無言の中で時間だけが過ぎてくれればいいのに、それすら敵わない。
やがて豊の呼吸が荒くなっていることに気がついて奈穂が顔を上げた。
「豊、どうしたの?」
「別に……なんでもない」
答える豊の顔は真っ青で、大粒の汗を流している。
明らかに様子がおかしい。
妙な空間に長時間いたことで体調が悪くなってしまったのかもしれない。
そう思って近づいたとき、豊の首に血がついていることに気がついた。
時計の針は動いているはずなのに、一向に時間が進んでいない。
まるでスローモーションの部屋にいるようだった。
今の時刻は3時5分になっている。
この時計は明らかにおかしかった。
「そんな……」
珠美がまたその場に座り込んでしまった。
奈穂も、豊も椅子に座り込む。
重たい沈黙が3人にのしかかってくる。
このまま無言の中で時間だけが過ぎてくれればいいのに、それすら敵わない。
やがて豊の呼吸が荒くなっていることに気がついて奈穂が顔を上げた。
「豊、どうしたの?」
「別に……なんでもない」
答える豊の顔は真っ青で、大粒の汗を流している。
明らかに様子がおかしい。
妙な空間に長時間いたことで体調が悪くなってしまったのかもしれない。
そう思って近づいたとき、豊の首に血がついていることに気がついた。



