追いかけろ、青。





なかには小学生や部活帰りの中学生らしき子供もいた。

その子たちはまあ、食べ物に釣られただけだろうけれど。



「ここいらの高校生っつったら、たしか洸ちゃんが居たな。彗ちゃんと同い年じゃなかったか?」


「毎日忙しそうにしてるわよ。今日も朝、すっごい早くに外を走ってたりして。
そのまま部活でしょう?きっとお母さんもてんてこ舞いよね~」


「ほーー。そういや今年の野球部、すごいらしいな」


「そうなのよ~!このあたりで準優勝したんですって!」



あ、もう分かった。

それだけで友利 洸大のことを言っていることは。


そっか、
そういえば家もわりと近かったっけ…。

友利は2区になるのかな。



「あとで遅れて友利さん家も来るそうだから、洸ちゃんも一緒なんじゃないかしら」


「そうなんか?んじゃあ酒はもう少し残しとくか。あそこの家族は元気だからなあ~」



え、来るんだ…。
しかも友利一家を引き連れて。

どうしよう、なんかいろいろ複雑かも。