追いかけろ、青。





こいつが彗と仲良くしているのは知っているし、今日のあれもたぶん宮田の仕業だろうと予想はついていた。

それを白状させるための、100円。



「は?ってことは、お前が勝手に受けただけで彗の意思ではないってこと?」


「うーん、でも最終的にはすーちゃんも興味ありそうだったよ?
確かに私が向こうの友達と約束しちゃったのが発端ではあるかもだけどさあ~」


「……なに余計なことしてくれてんだよ…」


「えー?」



はあ……と、ため息しか出ない。

悪気すら感じない宮田の顔だとか、今も脳内にずっといる彗の姿だったりとか、部活でのミスだとか。



「つーかそれ、彗じゃなくても良かった説あるよな?」


「まあ、あるけどおー。でも部活やってないし、私だってすーちゃんのために何かしたかったんだもん!」


「お前はお前のためだろ」


「……違うし!!」