捨てられ濃厚な未来に絶望しながらも、約束を信じたいと思うララ。
一抹の希望にかけて、引き続き帰りを待つことにする。
ついに魔王が打ち倒されて世界に平和が戻る。
しかしララは、ノアとこの国の王女でもある聖女の結婚が決まったことを知る。
結局、正エンディングには抗えない。涙の末にララは身を引くことを決める。
後日、ノアが仲間と共にララの住む村に帰還することになる。
聖女といるノアの姿を目にすることが耐えられない。
会えばきっと、みっともなく英雄であるノアのことを責めてしまう。
前世でも一人旅が好きだったララは、未練を断ち切るために旅に出ることを決意。
約束の証としてノアに貰った指輪と手紙を部屋に残し、そっと村を立ち去るのだった。