そう言って歩き出したなるちゃんの隣に並んで踏み出した。 一歩進めば、じゃり…と鳴る石の道。 「夜更かししてもいいけど、寝坊すんなよ」 「し、しないよ…!…たぶん」 「海琴の“たぶん”ほど信じらんねぇものはないからな」 ははっ、って可笑しそうに笑う横顔を見て思った。 「いいもん、穂乃果ちゃんに起こしてもらうから」 「なら安心だな」 この先どんなことがあったとしても、この場所だけは…なるちゃんだけは、私のものであってほしいって。