【完】超一途な彼はお友達じゃ我慢できない。







土日、真剣に夏向との未来を考えた。
考えて、考えた結果の、月曜日。




手に握られた体温計を見て、ため息をついた。





「あら……ちゃんと熱あるね。学校には電話しとくから、寝ときな」





お母さんが立ち上がって、あたしはベッドの中から見上げる。
「なにかほしいものある?」って聞かれて、咄嗟に「アイスと抹茶ラテ」って答えた。




「じゃあ要約して抹茶のアイスでいい?」とも言われたけど、それはダメ。
全くの別物だから。






ひとりになった部屋。
こんなに静かだったっけ、って。
風邪をひいたとき、いつも思う。





…39度なんて高熱、久しぶりに出した。
正直喋るのもつらい。


といっても、お父さんは仕事だし、お母さんはお買い物に出かけたし、兄弟はいないから喋る相手なんていないんだけど。




咳はないから風邪じゃないと…思う。
でも鼻は詰まってる感じ。



頭がぼーっとして、寝るのにも体力を使う。
寝ようとするけど、口呼吸しかできないのがかえってしんどくて、寝付けない。