【完】超一途な彼はお友達じゃ我慢できない。








「いつまでぐだぐだやってんの?」




…ハイ。
ごめんなさい。歩夢先生。





週末、たまにはお泊り女子会しようってことになって、歩夢が我が家に泊まりに来ている。




お母さんが買ってきてくれたプリンを食べながら、鋭いツッコミをいただいたところ。





「てか気づくの遅すぎだしぃ」


「…いや、だって」





夏向。
距離近すぎて、わかんなかった。



”友達”すぎたんだ、あまりにも。





「元カレと別れてあんなにへこんでたのに」


「…まあ…」



「でもあれだよね。元々そんな好きじゃなかったから、こんだけ切り替えはやいのも納得納得」





…やめてよ。
水湊くんのことはちゃんと好きだったってば。




ただ、恋愛感情があったのか否かについては、永遠の謎。



申し訳ないことしたな…。
あれから、バイトもいかなくなったし、水湊くんにも会ってないから謝りようがないけど。




連絡先だって消されたし。
ていうか、あたしから消したし。