【完】超一途な彼はお友達じゃ我慢できない。





「なんか、着させられた」


「いや…、いや、似合ってるからいいじゃん」




あたしなんかちんちくりんだよ?
幼児体系にチャイナは似合わないって、しっかりナナミちゃんに叩き込んでおくべきだったな。




「凛久、チャイナ似合うな~! やっぱ俺の目に狂いはなかった!」




神出鬼没、まこちゃん。
普通の制服着てるのが羨ましく見える。




「…まこちゃんが選んだの?」


「そうそう!」




お前だったか。まこちゃんめ。
ナナミちゃん、とばっちりごめん。
本当に叩き込むべきはこの男だった。





「うちの花形なんだからさ、もっと自信持てよ。いっぱい客呼んでな」


「…まあ、できる限りがんばります」





出来る限りね。
たぶん省エネするけど許してね。





そこに先生が入ってきて。




「おー、みんな揃ってるな。席付けー」




文化祭がはじまる直前の朝礼が行われた。
高校入って最初の文化祭。



楽しめなきゃ損、だよね?




この変なコスプレもひっくるめて、楽しくなるといいなぁ。