【完】超一途な彼はお友達じゃ我慢できない。






ここまでされて着替えないのもなぁと思って、とりあえずきてみたけど。




「な…なんでチャイナ服なの!?」


「芦屋さんに似合うと思って」




ほわほわ、お花が浮いてるように見えるよ。
ナナミちゃん。そういうふうに言ったら許されると思ってる?





チャイナ服のスリットから足が出て、すーすーする。
変な感じだ…。



ていうか、これ、高校生が着るにはきわどくない…!?




「矢沢さんも似合う~」




ナナミちゃんの言葉で隣を見ると…。




「わっ、歩夢かわい~!!」




女のあたしでも見とれてしまう。
丈の短い白黒のメイド服。
華やかすぎずしっとりとしたコスプレが歩夢にめちゃくちゃマッチしている。



…かわいい…。



それにくらべて、あたしときたら…。





「ねえ…あたしがメイド服じゃ、ダメ…? あたしスタイルよくないし、この服はちょっと…」


「そお? かわいいけどなぁ」


「いや…メイド服も腰がキュッてしててスタイル悪いのバレるかも。やっぱりコスプレ自体なしにっ……」



「はいはーい。教室もどるよー?」





ナナミちゃん。
そんな強引な子だったっけ?
喋ったことないしよくしらないけどさ。