そしてやってきた誕生日当日。
運よく休日とかぶってるとか、そんなことはなくて、普通に学校。
普段周りに誕生日とか言ってないけど、今日が夏向の誕生日だと知ってる生徒がちらほらいて…。
プレゼントを渡そうとしては、周りの子たちに遮られる、を朝からずっと繰り返してる。
別にプレゼントとか渡してる子とかはいないんだけどさ…。
今は四時間目がおわって、昼休みがはじまったところ。
この時間に渡すしかない…!!
「あ、あの、かなっ…」
「カナー、お前誕生日なんだってー?」
…まただ。
なんで今日はこんなに神様が味方してくれないの…!!
酷い。
ひどすぎる…。
こんなに真剣に悩んだプレゼントなのに…。
助けて、と歩夢に目配せをすると、あたしが言葉を遮られてるのが面白いのか、クスクスと笑っていた。
…もう!
笑い事じゃないって!



