あとは適当に、お互いの食べたいものを交互に買って、それなりにデートを楽しんでたわけなんだけど。
楽しいことっていうのは、永遠には続かない。
どこかで、邪魔が入るもの。
…それが今。
「えーっ、水湊じゃん!!」
「超久々ー!」
ギャル二人と高身長男子二人。
あたしのこと見えてないのかな…?
ジャバラポテトを頬張りながら、少しずつ距離をとる。
学校の友達…? でも、女の子もいるし…。
「Wデート?」
「バッカ、ちげえよ!!」
楽しそうな笑い声。
…あたしは今、水湊くんしか見えてなかったのにな。
距離をとるために後ずさっていたら、あっというまに人混みに飲まれて見えなくなった。
……あーあ。はぐれちゃった。
しょんぼりしていたら。
「お姉さんいまひとりー?」
急に声をかけられる。
振り返ると、男子二人組。
同い年か…大学生くらいだな。



