あれから数日たち。今日は「salt」のみんなでご飯を食べに行くことになった。




「よーし!ねおちゃん今日は傷が痛いと思うからさ今度みんなでご飯行こ?」
「はい!行きたいです!」
「オッケー!決まり。」
洗馬さんが誘ってくれて行くことになった。



「今日は由良の家に行くよー」
先輩方に案内してもらいながら五十嵐先輩の家に向かう。
ついた先はものすごい豪邸。
ちーくんたちも始めてらしくとても嬉しそう。
店の中はとても綺麗で少し緊張する。
私の隣には双葉くんと酔いしれくん。前の席にはちーくんが座っている。
「ねおはなに頼む?」
「どうしようかな~!ちーくんは?」
「俺はこれかな?どれも美味しそうで迷う」
食に興味のないちーくんがものすごい悩んでいて可愛らしいなとか思ってしまう。私も早く決めなきゃと焦っていると
「ねお、これとこれだろ?俺がパスタ頼むからねおはこっち頼んで」
「双葉くんはそれでいいの?」
「いいよ。俺も食べたかったし」
よくご飯を食べにのて、お互いの好みは把握しているもそれでも双葉くんは私の悩んでいているものを頼んでくれる。
「えっ?付き合っているんすか?」
夏河くんが恐る恐る聞いてくる。隣の宵くんも目を見開いていた。
「うんうん。付き合ってないよ。そもそも恋愛感情お互いにないしね」
ちーくんは唖然としている。
「そうなんだ。なんかすみません」
「ああ。虚しいだろ?」
双葉くんが少し笑う。
「ねぇ、ねおちゃん俺達の部屋にことは名前でいいからね?」
「えっ?いいんですか?」
「うん、好きなように呼んでくれると嬉しいなぁ」
五十嵐先輩は由良さん。寄神先輩は風斗さん。洗馬先輩は悟さん。

楽しいお食事ができてとても幸せだし、先輩たちとも距離が近くなって嬉しくなった日であった。