一体、ルード様が言う弟の後始末がどういうことなのか気になるけれど、ヴァイオレッタのことを話さない方がよさそうだ。
どうしたものかと考えて黙っていたら、ルード様が口を開いた。
「ごめん。そうだよな。言えないこと……いや、言いにくいこともあるよな。無理に聞き出したりしないよ」
そういって、気持ちを切り替えるために、立ち上がって大きく伸びをした。
「さぁ、お茶を用意してもらっているんだ。行こう。そちらから見る花も綺麗だよ」
断らないと。頭ではそう思っているのに。
差し出された手に、思わず手を伸ばしてしまった。
「痛っ」
「どうした?すまん、何か……」
私が思わず顔をしかめたので、ルード様が焦った声を出した。
「なんでもないの。その……ドレスのなかに何か入ってしまったみたいで、馬車に乗ったときからチクチクしていて……」
「どこ?」
「背中です。その、取るわけにもいかず……」
ルード様が、私の背にかかっている髪をかき上げた。
「あっ」
思わず、恥ずかしさに声が出る。
別に服を脱がされたわけでもないと言うのに。髪で隠れていた背中を見られただけというのに。
「血が出ているじゃないかっ」
え?血が?どおりで、チクチクするだけにしてはちょっとひどい痛みを時々感じると思った。
「おいで」
どうしたものかと考えて黙っていたら、ルード様が口を開いた。
「ごめん。そうだよな。言えないこと……いや、言いにくいこともあるよな。無理に聞き出したりしないよ」
そういって、気持ちを切り替えるために、立ち上がって大きく伸びをした。
「さぁ、お茶を用意してもらっているんだ。行こう。そちらから見る花も綺麗だよ」
断らないと。頭ではそう思っているのに。
差し出された手に、思わず手を伸ばしてしまった。
「痛っ」
「どうした?すまん、何か……」
私が思わず顔をしかめたので、ルード様が焦った声を出した。
「なんでもないの。その……ドレスのなかに何か入ってしまったみたいで、馬車に乗ったときからチクチクしていて……」
「どこ?」
「背中です。その、取るわけにもいかず……」
ルード様が、私の背にかかっている髪をかき上げた。
「あっ」
思わず、恥ずかしさに声が出る。
別に服を脱がされたわけでもないと言うのに。髪で隠れていた背中を見られただけというのに。
「血が出ているじゃないかっ」
え?血が?どおりで、チクチクするだけにしてはちょっとひどい痛みを時々感じると思った。
「おいで」

